
美しき新宿花園の娘
6月 13 - 6月 15
¥4500
新宿で新宿を描く新作舞台作品。生演奏、演劇、ダンスが交じり合う上演です。
2025年6月13日(金)19:30
2025年6月14日(土)14:30
2025年6月14日(土)18:30
2025年6月15日(日)15:30
一般4,500円
学生&若手アーティスト割2,000円
応援チケット10,000円
王城ビル(新宿区歌舞伎町1丁目13-2)
プログラム
これは新作舞台作品です。ジャンルはまだ分かりません。主人公の男は、俳優、ダンサー、歌手の三者によって演じられます。
シューベルトが200年前にオーストリアで描いた「水車小屋」というものは、ひょっとすると現代の新宿(の歌舞伎町周辺)についてなのではないか。ちょうどそのように考えていたとき、演奏スタイルの歴史についてのわたしの個人的な研究が、シューベルトと美空ひばりを繋げました。美空ひばりはかつて、新宿に1964年に建てられたこの王城ビルでホットケーキを食べていた……そしてこのビルは当初「名曲喫茶」でした。
19世紀と20世紀と21世紀、東京とオーストリア、芸術文化と大衆文化。異なるものたちが交差するここ新宿花園で、この作品は呻き、叫び、そして静かに涙を流します。
[あらすじ]
その日の新宿はひどい大雨だった。道は水で溢れ返り、靖国通りは川のようになっていた。男はその川の流れに乗せられるがまま新宿花園の夜の街へ辿り着く。
男はそこで美しい娘と出会い、恋をした。男は新宿花園へ足繁く通い、娘と懇意になる。透き通るように美しいその娘は聡明で、そして妖しげな陰影を抱えていた。しかし娘には他に好きな男がいた。
そのもうひとりの男はホストであり芸術家であった。彼には才能があったが金はなかった。娘は彼の芸術のために自らの花を売る。すべては美しき芸術のために……。
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上演時間は90分を予定しております。各公演終了後にアフタートークを予定しています。
出演者
作・演出・音楽:布施砂丘彦
原作:シューベルト&ミュラー《美しき水車小屋の娘》
男:小口隼也(俳優)、黒瀧保士(ダンス)、中嶋俊晴(カウンターテノール)
もうひとりの男:成生隆倫(俳優)、娘:椎木ちなつ(俳優) 、水:鎮目更紗(ダンス)
閑喜弦介(ギター)、石上真由子(ヴァイオリン)、本田梨紗(ヴィオラ)、下島万乃(チェロ)、布施砂丘彦(コントラバス)、坂本禀々香(トランペット)
小田原築[アートクリエイション](舞台監督)、小駒豪(美術)、植村真(照明)、増田義基(音響)、鎮目更紗(演出助手)
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